日韓国交正常化交渉の政治史

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805111383
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C3031

出版社内容情報

あらたに公開された外交資料から、妥結まで14年の歳月を要した日韓会談の全体像に迫る。

序 論
第一章 韓国問題に臨む日本の法的論理
第二章 対韓請求権交渉案の成立
第三章 会談第二次中断期の政治過程
第四章 経済主義の台頭
第五章 経済協力方式による交渉再開
第六章 構造的制約の解消と妥結への歩み

金 恩貞[キム ウンジャ]
著・文・その他

内容説明

新たに公開された外交資料から、妥結まで14年の歳月を要した日韓会談の全体像に迫る。

目次

序論 戦後日本の対韓外交の原点
第1章 韓国問題に臨む日本の法的論理―対韓請求権主張の形成過程 一九四九~五一年
第2章 対韓請求権交渉案の成立―「相互放棄+α」案の成立過程 一九五二~五三年
第3章 会談第二次中断期の政治過程―対韓請求権の撤回まで 一九五三~五七年
第4章 経済主義の台頭―初期対韓政策の連続と変容 一九五八~六一年
第5章 経済協力方式での決着―事務的折衝と政治的妥協の狭間 一九六一~六二年
第6章 構造的制約の解消と交渉妥結への歩み―「大平・金合意」以降の政治過程 一九六三~六五年
結論 日韓国交正常化交渉の今日的課題

著者等紹介

金恩貞[キムウンジョン]
大阪市立大学法学研究科客員研究員。2009年大阪市立大学法学部卒業。2015年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学、神戸大学)。神戸大学大学院法学研究科特別研究員、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構主任研究員などを経て、2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

18
本書は日韓国交正常化に至る過程を通し、外務省を中心とした日本政府の日韓会談に関する一貫した交渉戦略と政策に焦点を当て、請求権問題が経済協力方式へ収斂されていくプロセスを描出している。先行研究で従来強調された「大平・金合意」の政治決断や米国の介入なども外務省の戦略に基づいている点を関連史料から導き出している。◆今後、北朝鮮問題の行方によって日朝国交正常化の話も出てくるかもしれないが、その際日本政府が朝鮮半島における「韓国政府の唯一合法性」を認めた管轄権問題は、改めてクローズアップされるのではないだろうか。2018/09/27

チャーリイ

0
戦後の日韓請求権交渉を巡る日本政府内の検討プロセスを整理し、経済協力方式による解決が(外務省アジア局を中心とする)官僚の一貫した論理に基づいたものであることを明らかにしている。政府内の対立の構図(特に査定官庁大蔵省の反対)は根深く、さまざまな表向きの紆余曲折を起こしつつ、内在した論理は貫き通すさまが面白かった。2019/07/19

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