出版社内容情報
あらたに公開された外交資料から、妥結まで14年の歳月を要した日韓会談の全体像に迫る。
序 論
第一章 韓国問題に臨む日本の法的論理
第二章 対韓請求権交渉案の成立
第三章 会談第二次中断期の政治過程
第四章 経済主義の台頭
第五章 経済協力方式による交渉再開
第六章 構造的制約の解消と妥結への歩み
金 恩貞[キム ウンジャ]
著・文・その他
内容説明
新たに公開された外交資料から、妥結まで14年の歳月を要した日韓会談の全体像に迫る。
目次
序論 戦後日本の対韓外交の原点
第1章 韓国問題に臨む日本の法的論理―対韓請求権主張の形成過程 一九四九~五一年
第2章 対韓請求権交渉案の成立―「相互放棄+α」案の成立過程 一九五二~五三年
第3章 会談第二次中断期の政治過程―対韓請求権の撤回まで 一九五三~五七年
第4章 経済主義の台頭―初期対韓政策の連続と変容 一九五八~六一年
第5章 経済協力方式での決着―事務的折衝と政治的妥協の狭間 一九六一~六二年
第6章 構造的制約の解消と交渉妥結への歩み―「大平・金合意」以降の政治過程 一九六三~六五年
結論 日韓国交正常化交渉の今日的課題
著者等紹介
金恩貞[キムウンジョン]
大阪市立大学法学研究科客員研究員。2009年大阪市立大学法学部卒業。2015年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学、神戸大学)。神戸大学大学院法学研究科特別研究員、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構主任研究員などを経て、2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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