出版社内容情報
多くの企業が、優れた技術を収益につなげられずに苦慮している。その打開策の1つが、技術者のマーケティング思考の向上である。▼技術者(=企業で研究・開発を担当するエンジニア)が優れた技術・製品を開発しようとも、事業・営業セクションを説得できなければ、技術は商品化されず「死の谷」に落ちてしまう。▼あるいは技術による差別化は、すぐに追随するライバルを生み出し、熾烈な価格競争によって、収益どころか多大な損失を被る例すらある。▼では、技術者はどのようにして開発する商品に顧客価値を創出し、収益に貢献できるのか。「MOV」というフレームワークから解説する。
イントロダクション なぜ技術者にマーケティングか?
第1章 技術者とマーケティング/第2章 顧客視点になるための「コト発想」
第3章 「コト発想」の展開/第4章 顧客価値を「探す」
第5章 顧客価値を定める――コンセプトづくり/第6章 価値を「守る」
第7章 ライバルからマネされない/第8章 価値を探し、定め、そして守る
谷地 弘安[ヤチヒロヤス]
横浜国立大学大学院教授
主著に、『「コト発想」からの価値づくり』2012年刊などがある。
目次
イントロダクション なぜ技術者にマーケティングか?
第1章 技術者とマーケティング
第2章 顧客視点になるための「コト発想」
第3章 「コト発想」の展開
第4章 顧客価値を「探す」
第5章 顧客価値を定める―「コンセプト」づくり
第6章 価値を「守る」
第7章 ライバルからマネされない
第8章 価値を探し、定め、そして守る
著者等紹介
谷地弘安[ヤチヒロヤス]
横浜国立大学大学院教授。1991年、学習院大学卒業。1997年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。1997年、横浜国立大学専任講師。1998年、同助教授。2000年、ニューヨーク市立大学大学院客員。2002年、一橋大学大学院客員。2012年~、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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