出版社内容情報
製品開発・流通・小売の観点から成熟社会のマーケティングのあり方を検討する。ニーズをきめ細かく汲み取るというマーケティング活動として、ビジネスモデルで事業の拡大に成功しているヘルスケア製品や生鮮サプライチェーン等を取り上げ、アンケートデータ・実験データに基づいて定量分析を実施する。
広垣 光紀[ヒロガキミツノリ]
著・文・その他
目次
日本の小売マーケットをめぐる変化とその問題
第1部 製品イノベーション(製品差別化と消費者関与;特定保健用食品(トクホ)表示が購買行動に及ぼす影響―若年消費者へのアンケート調査
トクホ表示は、製品にどの程度の付加価値を生み出すか?―商品選択実験による価格推計)
第2部 流通イノベーション(サプライチェーンの革新とその要因;生鮮サプライチェーンの構造変化―実態の整理;卸売市場取引と直接契約的取引―比較と分析)
第3部 リテール・イノベーション(ネットスーパーのビジネスモデル―サービスおよび流通システム;ネットスーパー選択の決定要因―首都圏における消費者アンケート調査;買い物弱者(買い物難民)と小売業態
チェックアウト・サービス(清算サービス)が顧客満足に与える影響)
本書のまとめと今後の取り組むべき課題
著者等紹介
広垣光紀[ヒロガキミツノリ]
愛媛大学社会共創学部准教授。1978年、京都市生まれ。2001年、同志社大学商学部卒業。2008年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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