叢書21世紀の国際環境と日本<br> 人口・資源・領土―近代日本の外交思想と国際政治学

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叢書21世紀の国際環境と日本
人口・資源・領土―近代日本の外交思想と国際政治学

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  • サイズ A5判/ページ数 330p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805110669
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C1331

出版社内容情報

クリミア、中東、南シナ海で、武力による国境/領土変更の可能性が現実味を帯びる中、改めて問われる「国際政治学」の思想的背景

人口の急増や植民地の獲得などを背景に、近代日本は「国際関係」を学問として確立する必要に迫られた。近代科学としての「国際政治学」が歩んだ壮大な、そして痛切な道のりを描く

序章 人口・資源・領土と国際関係 
第一章 世界の統一か「生存競争」か――加藤弘之の展望 
第二章 門戸開放か植民地か――有賀長雄と日露開戦 
第三章 資源への目覚め――建部遯吾の思想展開 
第四章 何のための民主主義か――小野塚喜平次の政治思想 
第五章 進化論から地政学へ――神川彦松の国際政治学 
終章 国際政治学の起源と忘れられた理想

【著者紹介】
春名展生(はるな・のぶお)1975年生まれ。東京外国語大学大学院国際日本学研究院専任講師、東京大学工学部卒。大学院総合文化研究科満期退学。博士(学術)。中京大学講師等を経て2015年より現職。

内容説明

ダーウィニズムから地政学、そして…。人口の増加と植民地の獲得を背景に日本の「国際政治学」が歩んだ近代科学としての壮大かつ痛切な道のりを描く。

目次

序章 人口・資源・領土と国際関係
第1章 世界の統一か「生存競争」か―加藤弘之の展望
第2章 門戸開放か植民地か―有賀長雄と日露開戦
第3章 資源への目覚め―建部遯吾の思想展開
第4章 何のための民主主義か―小野塚喜平次の政治思想
第5章 進化論から地政学へ―神川彦松の国際政治学
終章 国際政治学の起源と忘れられた理想

著者等紹介

春名展生[ハルナノブオ]
東京外国語大学大学院国際日本学研究院・留学生日本語教育センター専任講師。1975年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。博士(学術)。中京大学講師、放送大学講師などを経て、2015年より現職。専攻は国際政治学、近代日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ワッキー提督

3
国際政治学・関係論の学説史を、日本における「スタートライン」の形成から、「第一走者」とでも言うべき神川彦松の主に戦前の言説までを対象にした論考。本題の通り人口等が当時の日本社会で問題視され、それがマルサスやダーウィン、スペンサーといった同時代の学者の議論と共に、同時代の学説を形成したことを論じている。現代への適応に関して筆者の議論には同意しないが、国際政治学・関係論を学ぶ上で、ほとんど顧みられていないこのような学説史を学ぶ価値は高いと考える。大学図書館にて。2017/03/12

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