出版社内容情報
日本の首相の権力は弱い、この定説が実は政治制度改革によって大きく変化しており、しかも不可逆な動きであることを実証的に分析
第一章 現代日本政治の歴史的文脈
占領期の首相と国会/自社二大政党制の成立/政治経済の安定と多党化/与野党伯仲と保守復調
第二章 新しい権力基盤の形成
大統領的首相論とは何か/比較政治制度論と大統領的首相/日本における首相政治の変容/ほか
第三章 首相から見た与党議員と官僚
第四章 与党議員と官僚から見た首相
第五章 比較の中の首相政治
首相政治の現在/首相政治の比較政治学/ほか
【著者紹介】
待鳥聡史(まちどり・さとし)
京都大学大学院法学研究科教授
1971年生まれ。1993年京都大学法学部卒業。1996年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。2003年京都大学より博士(法学)。大阪大学大学院法学研究科助教授、京都大学大学院法学研究科助教授を経て2007年より現職。比較政治論
内容説明
低迷の20年。選挙制度改革、官邸機能改革、政権交代を経て首相の権力基盤と「日本政治」は如何なる変貌を遂げたのか。
目次
第1部 首相政治はいかに形成されてきたか(現代日本政治の歴史的文脈)
第2部 首相政治はいかに展開しているか(新しい権力基盤の形成;首相から見た与党議員と官僚;与党議員と官僚から見た首相)
第3部 首相政治はどこに向かうのか(比較の中の首相政治)
著者等紹介
待鳥聡史[マチドリサトシ]
京都大学公共政策大学院・大学院法学研究科教授。1971年福岡県生まれ。1989年京都教育大学教育学部附属高校卒業。1993年京都大学法学部卒業。1996年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。2003年京都大学博士(法学)。大阪大学大学院法学研究科助教授、京都大学大学院法学研究科助教授などを経て2007年より同研究科教授。専攻は政治学、比較政治論、アメリカ政治論。主著に『財政再建と民主主義』(有斐閣、アメリカ学会清水博賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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