アジア太平洋と新しい地域主義の展開

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アジア太平洋と新しい地域主義の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805109441
  • NDC分類 319.2
  • Cコード C3031

出版社内容情報

2010年11月 APECが横浜で開催されます。日本の新しい経済政策の決断、中国やロシアとの領土問題など課題は山済みです。本書は、過去の経緯から各国の思惑や政策を 多面的に論じます。

定見ある外交の指針として

▼今から四半世紀前、アジア太平洋の連帯を通じた日本の地域的リーダーシップを模索した政治家がいました。本年、生誕百周年を迎える大平正芳元首相です。▼大平が組織した政策グループは、アジアの可能性と、地域における日本のありかたを検討して提言にまとめますが、それは大平の急逝によって民間レベルの運動に留まり、外交政策として実を結びませんでした。▼昨年、政権が民主党に移り、皮肉にも大平以降の自民党政権が積極的に関わってこなかった東アジア共同体や、広域アジアの連帯を目指す動きが加速しようとしています。▼かつて大平内閣で政策提言に携わった政治学者から気鋭の地域研究者、元外交官まで、日本国内外から十七人の専門家が集結。アジア太平洋地域の過去、現在と未来を分析し、地域統合やFTAの可能性を探ります。▼話題の東アジア共同体を語る上で欠かすことの出来ない一冊です。

渡邉昭夫・東京大学名誉教授
菊池努・青山学院大学教授
山本吉宣・青山学院大学教授
大庭三枝・東京理科大学准教授
熊倉正修・大阪市立大学准教授
バリー・ノートン・カリフォルニア大学サンディエゴ校教授
中兼和津次・青山学院大学教授
山影進・東京大学教授
福嶋輝彦・防衛大学校教授
小柏葉子・広島大学平和科学研究センター教授
李鍾元・立教大学教授
呉栄義・元台湾副首相
毛里和子・早稲田大学教授
河東哲夫・東京財団上席研究員
細野昭雄・政策研究大学院大学教授
T・J・ペンペル・カリフォルニア大学バークレー校教授
田中明彦・東京大学教授

内容説明

本書は故大平正芳首相の生誕百年を記念する行事のひとつとして企画された。大平首相が在任中に創設した長期的政策に関する九つの研究会のうち、とくに今日的意義の大きい「環太平洋連帯構想」について研究業績のある内外の専門家が集結し、筆を執った。各国事情、地域枠組み、経済など、多様かつ重層的なアジア・太平洋の姿を描きだすことで、大平構想以後、三十年にわたるこの地域での協力と関係諸国の政策の展開を跡づけ、併せて今後の東アジアの展望に資することを目指している。

目次

発展途上の地域としてのアジア太平洋
第1部 地域のかたち(アジア太平洋の重層的な地域制度とAPEC;グローバリゼーションとアジア太平洋;アジア太平洋地域主義の特質;アジア太平洋諸国経済の相互依存関係と電子機器産業;不可欠なパートナー、両義的なモデルとしての中国)
第2部 個別の主体の態度と政策(ASEANの変容と広域秩序形成;オーストラリアの「アジア太平洋共同体」構想;太平洋島嶼諸国と環太平洋;韓国の地域外交とアジア太平洋;アジア太平洋地域統合への展望―台湾の視点から;中国のアジア地域外交―上海協力機構を中心に;アジア太平洋とロシア;アジア太平洋地域と中南米―メキシコ、チリ、ペルーの視点を中心に;アメリカはアジアに回帰するか?;日本外交におけるアジア太平洋)

著者等紹介

渡邉昭夫[ワタナベアキオ]
財団法人平和・安全保障研究所副会長、東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授。1932年生まれ。東京大学文学部卒業、オーストラリア国立大学にてPh.D.取得。東京大学教養学部教授、青山学院大学国際政治経済学部教授、財団法人平和・安全保障研究所理事長などを歴任。専門は国際政治学、日本外交論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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