出版社内容情報
生きづらさの根本は愛着の問題にある。生きていていいという基本的な安心感に乏しい。自分を大事にする感覚がわかない――自分のことが嫌いなあなたに贈る、十分ではなかった愛着を築き、何があってもグラつかない自分になる法
内容説明
自分のことが嫌いなあなたへ。生きづらいのはなぜ?子どものときに愛着がうまく形成されなかったからでは?愛着を自分で築き、なにがあってもグラつかない私になる法。
目次
1 愛着の問題 いまの自分の思考のクセにはどんな背景があるのか?(思考のクセ 気づくといつも同じことに悩んでいませんか?;自分の過去について いつから「いまの自分」ができあがったのでしょう? ほか)
2 愛着のメカニズム 愛着形成のサイクルで「自分の土台」ができる(愛着形成のサイクル(1) 3~4歳までに形成される子どもが親に対してもつ情愛の絆
愛着形成のサイクル(2) 「大丈夫」と言ってくれる親を自分のなかにとり込み、自己をつくる ほか)
3 愛着形成不全の原因 あなたの愛着形成のサイクルはなぜ止まったのか?(愛着形成の失敗(1) 愛着形成のサイクルが止まると生きる力が損なわれてしまう
愛着形成の失敗(2) 親と子で、愛着形成の感じ方は異なることも多い ほか)
4 愛着再形成のレッスン 子ども時代の自分を助け、自立した自分を手に入れる(自立した自己像 甘えきらずに大人になった自分を自立させ大人にする;愛着再形成のレッスン(1) 自分の人生を俯瞰し、「よくがんばったね」とねぎらう ほか)
著者等紹介
村上伸治[ムラカミシンジ]
精神科医・川崎医科大学附属病院心療科副部長。1989年岡山大学医学部卒業後、岡山大学助手、川崎医科大学講師を経て、2019年より川崎医科大学精神科学教室准教授。専門は青年期精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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