出版社内容情報
手洗いがやめられない。戸締りが心配でドアから離れられない。13は不吉なので横断歩道は13歩にならないように渡る――等々、くり返し行動に疲れた人に贈る“読んで納得・やって身につく”回復への道筋と自分でできる治療法
内容説明
「もしかして、強迫症?」と思っている人も、「治せない」とあきらめている人も、読んで納得!やって身につく!自分でできる治療法。
目次
1 強迫症とは 強迫的な考えとそれを打ち消すための行動に支配される(強迫症のタイプ;症状のタイプ;強迫症とは;患者さんのケース(Aさん・男性・40代)自分に課したルールを絶対守る!先生と自分を信じ、確認の強迫を改善)
2 がまんするのは人生の損!「つらい」と思ったときが受診・治療のチャンス(受診のタイミング;医療機関での治療;併発する病気;治療の見通し;患者さんのケース(Bさん・女性・30代)好きな本を読むとわるいことが……。小学生の自分を思い出して克服)
3 打倒、強迫症!ホームワークの悩みをサポート 自宅でできる曝露反応妨害法(曝露反応妨害法;曝露反応妨害法の実践;治療のアドバイス ほか)
著者等紹介
野間利昌[ノマトシマサ]
精神科医。セレーナメンタルクリニック院長。千葉県出身。平成5年東京外国語大学卒業。平成13年山形大学医学部卒業後、千葉大学精神神経科入局。平成14年から同和会千葉病院勤務の傍ら、千葉大学医学部附属病院で強迫性障害外来を担当。平成16年より千葉大学医学部附属病院。平成19年に東京都台東区にセレーナメンタルクリニックを開設。同クリニック院長を務め、強迫性障害外来を担当。年間400人以上の強迫症の患者さんの治療に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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