出版社内容情報
無関心はもとより、心配しすぎも、干渉しすぎも、解決策の押しつけもNG。よかれと思ってやっていることが逆効果になっているかも。その背景にある“家族の価値観”を見直して、本人を受け容れ、ほどよく治療に伴走する方法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
1
(2022,493.7)こんなに長びくものなのか。著者はこの手の本をけっこう出してます。2025/01/30
まさき
0
妻の心の病の対応を考えるために読了。適応障害の理解が深まった。妻は明らかに、発達障害?(幼少期のトラウマに起因した二分思考)に端を発した適応障害なのだろうと見当がついた。症状を和らげるための薬物療法では限界があり、思考のパターンを修正する精神療法が必須なのだろうと腹落ちした。あとはいかに妻を精神科に連れて行くかが問題だ…。前途多難。2025/05/09
kage89ricken
0
同シリーズの【「適応障害」って、どんな病気?」】と共に読了。前作は一般論が主だったが、こちらは家族でできることのより実践的な内容が書かれている。人は日々ストレスを感じ、その都度無意識に対処している。しかし、ストレスを受けた際に現れるその人の思考パターンによっては、対処が上手くいかないこともある。長い年月を経て培われたその思考パターンに自分で気づき、自分で修正していく作業は、誰にとっても有効であると思う。家族のケアをしながらも、(自身を含む)家族で価値観を変え、レジリエンスを高める機会としたい。2024/08/10