内容説明
子どもが安心できる「日常」をどうつくるか?自閉スペクトラム症タイプの子の不可解な行動がわかる本。発達障害への臨床実績ナンバー1の専門医が、グレーゾーンの子の特徴から、ストレス下で「なにが起こっているか」を明かし、親の対応法を説く。
目次
1 うちの子、変わっちゃったの?まじめでいい子だから起こるストレス下のかんしゃく、暴力、無気力(子どもからのSOS 行き場のない不安が行動や身体に現れている;親のSOS 親自身が不安や焦り、いら立ち、怒りを感じている ほか)
2 なにが起こっているの?不安、混乱を解消したくて極端な行動に走る(心の動き 状況が二転三転。わからないことが恐怖;自閉傾向がある子どもの特徴1 いったん白が黒になると、もう黒から白には戻せない ほか)
3 回復のための8ステップ 生活パターンと家族の役割を見直し、子どもが安心できる「日常」をつくり出す(日常のふり返り ストレス反応以前の日常をふり返ってみる;解説 子どもの心身を安定させる「日常のなかの構造」を探す ほか)
4 さまざまな相談先 家族だけで解決できないときは(危険なサイン1 悪化し、手遅れになる前に第三者の介入を考える;危険なサイン2 生活が立ち行かないときは問題をひとつ手放す ほか)
著者等紹介
宮尾益知[ミヤオマストモ]
小児精神神経科医・どんぐり発達クリニック院長。医学博士。東京生まれ。徳島大学医学部卒業。東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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