内容説明
うつ病や不眠症、アレルギーなど、他の症状や疾患を持つADHDを、「ADHDコンプレックス」と言います。また、ADHDコンプレックスをはじめ、ADHDと言える脳(=ADHD脳)であるにもかかわらず、ADHDが隠れやすい人たちを、私は、「隠れたADHD脳」と呼んでいます。本書は、発達障害に見えないADHDに悩む人への指南書です。
目次
はじめに うまくいかない毎日を過ごしている人へ
第1章 ADHDの強み弱みを脳番地から診断する(ADHD脳は98%見過ごされている;発見が遅れるADHD3つのタイプ ほか)
第2章 「ADHDコンプレックス」と「弱み」を改善する脳番地別トレーニング40(感情系脳番地トレーニング―怒りっぽい、依存的、にぎやかな場所が苦手な人;記憶系脳番地トレーニング―物忘れや遅刻が多い人 ほか)
第3章 ADHD脳の人を成功に導くコツ(ADHD脳の人が社会で活躍するための2つのコツ;ADHD脳の人が生きやすくなるための3つのコツ ほか)
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
脳内科医、医学博士/加藤プラチナクリニック院長/株式会社「脳の学校」代表/昭和大学客員教授/発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家/脳番地トレーニングの提唱者。新潟県生まれ。1991年に、現在世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測「fNIRS(エフニルス)」法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで脳研究に従事し、「脳の学校」を創業。加藤プラチナクリニックを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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