あれこれ考えすぎて“動けない人”のための問題解決術

倉成 央【著】

大和出版（文京区）（2014/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 207p／高さ 19cm
• 商品コード 9784804762432
• NDC分類 146.8
• Cコード C0012

内容説明

不安や心配を元から絶つ！―あなたが必ず変わる画期的な方法。

目次

第１章　考えているわけじゃない、心配しているだけ　あなたが動けないのは「不安」があるから（あれこれ考えすぎて動けない！；「考えるより行動すればいい」のアドバイスが無意味なわけ；始めさえすれば不安は消える？；あなたにブレーキをかける不安いろいろ）
第２章　消そうとすると苦しくなる　本当は「不安」を手放したくない？（心配事は考えない？！；性格を変えるくらいなら、いまのままでいい；不快な気持ちだけを何とかしたい；不安はイライラを誘発する）
第３章　「不安」の底にあるインナーメッセージ　子どものときには必要だったこと（心配は根拠のない思い込み；思い込みの源泉―インナーメッセージとは何か１；不安の源泉―インナーメッセージとは何か２；子ども時代には必要だった決断；あなたの「不安」の根本にあるメッセージは何か？）
第４章　あなたのインナーメッセージをリセットしよう　不安な自分が消えるすごい方法（性格は変えられる；まず自分の中のメッセージを知る；大切なのは不快な感情を消してしまうこと；「あのときやった決断」を思い起こそう；不安の感情を処理する秘訣；さあ、新しい決断をしよう）
第５章　人は必ず変われる！気がつくと、ためらうことなく動いていた（書き換えたらこんなに変わった！；ためらうことなく言葉が出ていた；他人からの評価がそんなに気にならない；いまを楽しんで行動できる；あなたもきっと変われる！）

著者等紹介

倉成央［クラナリヒロシ］
（株）メンタルサポート研究所代表、博士（学術）、九州女子大非常勤講師、放送大学非常勤講師、山の手クリニックカウンセラー、臨床心理士、認定心理士、産業カウンセラー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[booklight]

【再読】自分ごととして読む。親に言って欲しかった言葉ってあるなぁ。「面白いね」とか「いいね」とか「もっとやってみたら」とか。なにかと色々つっこむ人たちだったので。いや、普通の範囲だと思うけど、温かいサポート的なことはなかったな。忙しかったし。お金もなかったし。親もそう育ったんだろうし。今後は、色々考えて動けないなぁ、と感じたときには、「応援するからやってみたら」と自分に言ってあげよう。自分の子供達にはどうだろう。できるだけ余計なことは言わないようにしないと。後押しできるようなことを言えるといいな。

2022/08/20

[のんぴ]

幼少期に大人(特に親）から繰り返し言われた言葉が、「行動してはならない」「決めてはならない」「私は重要ではない」というインナーメッセージになり、長じてからも動けなくする。小さいときは親などからの恐怖を避けるために動かないことを選択したが、今、その時の自分がかけてほしかった言葉を繰り返しかけてあげ、インナーメッセージを塗り替える。人は自分の運命を自分で決め…その決断は変えることができる。親が自分の不安感を減ずるためだけに子供に恐怖を与え、トラウマにしてしまうこともあるのだなぁ。

2018/12/12

[booklight]

もっとノウハウ系の本かと思ってました。自分のとらわれているインナーボイスを見つけて、きちんと受け止める。そして、やりたくてもなぜか体が動かない、という状況を変えていこう、という話。親も人間だからつい言ってしまう「本当に大丈夫？」「きちんと考えたのか」などの言葉。そのせいで自分の気持ちでなく、動かないことが正解になってしまう。その時の気持ちを受け止めつつ「いいね」「もっとやってみたら」という言葉に変えていく。確かにそう言ってほしかったというのはあるかも。見聞きした手法に似ているので、復習の感じで拾い読み。

2018/12/02

[Sherlock Holmis]

やらなきゃいけないとわかっていても行動できない心理をここまで的確に説明している文章に初めて出会った

2021/09/12

[せんじょ]

心にブレーキをかける理由と解決策を示してもらったので是非実践したいと思った。

2019/12/28