内容説明
ここちよく生きるためのほんの少しの手間ひま。古くて新しい京都の暮らし―町家に嫁いで20年。築105年の家と向き合って生きる。取り戻したい日本のこころがここにあります。
目次
第1章 町家と暮らす(家は家族です―「預からしてもらいます」、過去からの思いのつながり;がまんはしていません―新しくても古くても同じこと、快適さを少し加えてメリハリのついた生活がいい ほか)
第2章 丁寧な日々(丁寧に、そして上手に手を抜く―雑巾で拭くのがいちばん、完璧でなくてもきもちよく;暮らしの痕跡を残したい―心を静めてくれる庭掃除、おろそかにはできない ほか)
第3章 おつきあいの知恵(きまりごと―楽になれる約束ごと、いろいろ、おからは借金をカラにする;気をつかうということ―相手のために手間ひまかける「相手さんのあることやし」、“じぶんどき”をはずす心配り ほか)
第4章 「和」のこころ(きれいな言葉で話したい―汚い言葉は口から蛙が飛び出すかのよう、美しい言葉は宝石;あいさつをおろそかにしない―「こんにちは、ていうのえ」、あいさつは相手を知る第一歩 ほか)
第5章 京都の四季折々(一月―家族で祝うハレの日のお雑煮、お正月のお客様をお迎えする準備;二月―一年の節目を節分に、華やぎを感じる梅花祭 ほか)
著者等紹介
小島冨佐江[コジマフサエ]
同志社大学文学部卒業。結婚して中京の町家の住人となる。その立場から、京町家の保全、再生、経営などを考える活動にかかわる。自宅を拠点に、町家の暮らしをテーマにした「京町家歳時記」を主宰している。京町家再生研究会事務局長
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