内容説明
金や物、事業など、換金性のある財産は、必ずしも残された側にとって幸福にはつながらない。この世に生きた証は、子どものなかに「夢」という形で託せばいい。―いつかは迎える「そのとき」までに…。幾多の相続問題を解決してきた弁護士が贈る“共感”のメッセージ。
目次
第1章 「残さない」ことが子への最大のプレゼント
第2章 子の心は相続と相続税とのはざまで揺れ動く
第3章 子には安易に事業・職業を継承させてはいけない
第4章 せめて住処くらいは残すべきなのか?
第5章 最期まで自立して生きるためにやっておくこと
著者等紹介
佐藤和利[サトウカズトシ]
弁護士。1949年、東京生まれ。73年、早稲田大学法学部卒業。76年、東京弁護士会登録。相続・借地借家法など民事全般を手がけるが、最近は民事再生法などの新しい法律と手法を駆使して、不良債権処理と企業再建に情熱を傾ける実践型弁護士として活躍
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