内容説明
繰り返されてきた“言葉”には“改善”が凝縮されている。“知恵を出して働く人”を育て、みんなの知恵がついた“最強の現場”をつくり上げる。世界No.1企業の「人づくり・仕組みづくり」。
目次
第1章 部下が「自分で動いて成果を出す」
第2章 「もう一歩先」にサッと踏み出せる
第3章 失敗に対して前向きになれる
第4章 頭が「アイデア工場」に変わっていく
第5章 「伝え方」「学び方」に革命が起きる
第6章 改善が自然に「仕組み化」される
第7章 高い理想と手堅い商売が一つになる
著者等紹介
桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業。業界紙記者、採用コンサルタントなどの分野で実績を積んだ後、ジャーナリストとして独立。トヨタ式の普及で世界的に知られたカルマン株式会社の顧問となって、トヨタ式の実践現場や大野耐一直系のトヨタマンたちを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を数多く主導した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Lila Eule
7
日経テクノロジーによると、GoogleはMBA流のマネジメントを排し、トヨタ流を実践し、米では人気のないドラッカーも学ばれていると。遂にはトヨタの本質を理解した欧米企業が出てきて、日本も危うくなるとあった。トヨタの企業文化の本質がよくわかるトヨタ語の手引きだ。企業人として、経済人として、人として、正しい倫理が説かれていると思う。志と徹底と共栄が根底にあった。大野耐一は「カンバン デモクラシー」とも言っていたらしいが、実に民主的な企業文化だ。左翼の言う「自動車絶望工場」は、実は希望に満ちた道場だったようだ。2018/01/16