内容説明
決算書はビジネスパーソン、投資家などにとって、大切なビジネスツールであり、会社の業績を分析する際に不可欠なものです。しかし、決算書の数字を漫然と見ているだけでは、「売上が上がったなあ」「利益が減っているなあ」ということしかわかりません。前年度と比べて上がったのか下がったのか、ライバル会社に比べてどうか…といった視点が必要です。それが「経営分析」です。本書では、経営分析の方法を、ポイントをギリギリに絞って、わかりやすく説明します。
目次
1 経営分析で何がわかるのか?―経営指標と決算書の基本
2 まず会社の「儲ける力」をはかろう―収益性分析(1)
3 会社のお金は充分に回っているか?―収益性分析(2)
4 支払能力と財務体質の健全さを見る―安全性分析
5 効率よく稼いで成長しよう!―生産性分析と成長性分析
6 「お金の流れ」をチェックしよう!―キャッシュフロー分析
著者等紹介
星野紘紀[ホシノコウキ]
1940年、新潟県生まれ。税理士、公認会計士。1963年、中央大学経済学部卒業後、防災システム会社のニッタン(株)に入社。取締役社長室長、同経理部長、監査役などを歴任。86年星野会計事務所設立。88年、星野公認会計士事務所と改め、現在に至る。日本公認会計士協会会計士補補習委員、学術賞審査委員を歴任。監査法人不二会計事務所代表社員。単なる会計・税務・経理にとどまらず、マネジメントまで含めた幅広くていねいなコンサルティングがモットー。講演などでのわかりやすい解説には定評があり、とくに中小企業経営者にはファンも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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