内容説明
悠久の比叡山と共に生き、現役で百歳を迎える天台お座主さま。「百年の人生」のコツを、わかり易く、おもしろく、ゆっくりと教えていただく待望の書下し。
目次
第1章 “賢者”は和して同ぜず、“愚者”は同じて和せず
第2章 小欲にとらわれず、大欲で生きなさい
第3章 「法華経」と「般若心経」のエッセンス
第4章 死と向き合って生きる覚悟があるか
第5章 「家庭宗教」が世界宗教となる日
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しん・かんかん
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著者の山田恵諦(えたい)さんは、第253世天台座主を20年つとめ、平成6年98歳で亡くなった。最後の言葉は「仏さまが見える」。光瀬龍+萩尾望都の『百億の昼と千億の夜 』の中で、突然世界に取り残された恐怖にうろたえる釈迦に、阿修羅が「人は孤独であるよりも悪とともにあった方がいいらしい」というようなことを言う場面があった。では、この「和して同ぜず」はは、その先にあるのだろうか。2015/09/01
6haramitsu
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とってもいい。またすごい本に出会った~和すると同ずるの意味がわかったし、やっぱり和することは大切。「自分とは異なる考え方や行動に対しても仲睦まじく協調していくこと」な、なかなかできない~なんか嫌っていう悪い本能(煩悩)に心が支配されてしまう。「できる限り共通点や妥協点を探して自分も変化する」「共に賢くもあり、愚かでもあるのだから」やっぱり教えてもらうんだよな~自分以外の全てに(どん底目線)「道心の中に衣食あり」道心は在家なら仕事のこと。仕事に不満愚痴の自分が間違っていた。中道の智慧、縁の強力さ。よく分かる2025/08/31
孤灯書屋
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⭐️⭐️⭐️⭐️2020/05/31