内容説明
ル・コルビュジエ設計の宗教建築の傑作、ラ・トゥーレット修道院。いまなお宗教と芸術との奇跡的な融合と謳われるこの建築は、コルビュジエ自ら最後の一夜を過ごす場所と決めていた。果たして、無神論者コルビュジエがこの修道院に込めた想いとは?写真家ニコラス・ファンが解き明かす、巨匠の内なる世界と実像。
目次
巻1 コルビュジエのラ・トゥーレット修道院(ラ・トゥーレット修道院との出会いとその印象;巨匠、この世での最後の一夜;戦い続けた無神論者コルビュジエ;私たちの修道院 ほか)
巻2 五〇〇年隠されていた偉大な物語(ラ・トゥーレットのドミニコ会士;神に身を捧げた会士の生活;真理を追求する道は違っても、たどりつくのは同じ場所;ドミニコ会の創設と興亡 ほか)
著者等紹介
范毅舜[ハンキシュン] [Fan,Nicholas]
米国・カリフォルニアのブルックス写真大学(Brooks Institute of Photography)で修士の学位を取得。中国系写真家。写真家としての活動以外にも、多数の出版活動に取り組み、過去数年間で50冊近くの写真と文章を合わせた著作を刊行している
田村広子[タムラヒロコ]
工学(建築)博士。法政大学デザイン工学部兼任講師。法政大学大学院在学中の1994~6年中国政府奨学金留学生として天津大学建築系へ留学して以降、風水および中国古代建築理論について学びながら山西省、河北省を中心とした中国北方の住まいと文化について調査研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラウリスタ~
若布酒まちゃひこ/びんた