ル・コルビュジエ最後の風景―丘の上の修道院

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ル・コルビュジエ最後の風景―丘の上の修道院

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  • サイズ B5判/ページ数 254p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784897377469
  • NDC分類 523.35
  • Cコード C3052

内容説明

ル・コルビュジエ設計の宗教建築の傑作、ラ・トゥーレット修道院。いまなお宗教と芸術との奇跡的な融合と謳われるこの建築は、コルビュジエ自ら最後の一夜を過ごす場所と決めていた。果たして、無神論者コルビュジエがこの修道院に込めた想いとは?写真家ニコラス・ファンが解き明かす、巨匠の内なる世界と実像。

目次

巻1 コルビュジエのラ・トゥーレット修道院(ラ・トゥーレット修道院との出会いとその印象;巨匠、この世での最後の一夜;戦い続けた無神論者コルビュジエ;私たちの修道院 ほか)
巻2 五〇〇年隠されていた偉大な物語(ラ・トゥーレットのドミニコ会士;神に身を捧げた会士の生活;真理を追求する道は違っても、たどりつくのは同じ場所;ドミニコ会の創設と興亡 ほか)

著者等紹介

范毅舜[ハンキシュン] [Fan,Nicholas]
米国・カリフォルニアのブルックス写真大学(Brooks Institute of Photography)で修士の学位を取得。中国系写真家。写真家としての活動以外にも、多数の出版活動に取り組み、過去数年間で50冊近くの写真と文章を合わせた著作を刊行している

田村広子[タムラヒロコ]
工学(建築)博士。法政大学デザイン工学部兼任講師。法政大学大学院在学中の1994~6年中国政府奨学金留学生として天津大学建築系へ留学して以降、風水および中国古代建築理論について学びながら山西省、河北省を中心とした中国北方の住まいと文化について調査研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

279
リヨンから直線距離にして15km。山の村はずれに忽然と現れる建造物。それは、外観だけを見るなら、そうは見えないかも知れない。ドミニコ会のラ・トゥーレット修道院である。ル・コルビュジエの建築でも、ロンシャン礼拝堂はそれ自体が現代性と強い個性を主張する。ところが、ラ・トゥーレットの方は長方形の建物で、いたって素っ気ない。こちらは、抑制が強く働いているのだろうか。本書が「ル・コルビュジエ 最後の風景」と銘打つのは、生涯無神論を通した彼が、自分が死んだら一晩この礼拝堂に遺体を安置して欲しいと遺言を残したから⇒2025/06/09

紫羊

25
ル・コルビュジエの傑作ラ・トゥーレット修道院に、カトリック信者でもある中国系写真家范毅舜が、約1年間滞在して撮影した写真と、写真家自身の文章から成る作品。同じくコルビュジエの代表作ロンシャンの礼拝堂、マティスのロザリオ礼拝堂などの写真も多数含まれている。けれど、この本は、優れた建築芸術の写真集であると同時に、ローマ・カトリックやドミニコ会、信仰と芸術について、作者の随想録でもある。2014/05/27

かっぱ

25
【図書館本】写真家である著者と建築家コルビュジエの対話といった趣の書。写真が美しい。表紙にある隠された十字架。ドアを開けた時に出来上がる1本の縦軸が窓の横軸と重なった時にだけ現れる。一見無機質に思われる建築が、自然光によって様々な変化をみせつける。ここに住まう修道士の数は激減しているようですが、それに反して建築を見学に来る人の数は増しているとか。キリスト教徒でもある著者ですが、ベランダから望む大自然の風景に惹かれるというアジアンな感覚に共感できます。2014/05/05

ラウリスタ~

12
非常に素晴らしい本。コルビュジエの建築のみに目を向けるのではなく(著者は別にコルビュジエ・ファンではない)、修道院がコルビュジエに建築を依頼した経緯と、無信仰者コルビュジエがどのように高度に「宗教的な」建築物を作ったのかということが、写真家の素晴らしい写真の数々とともに紹介される。キリスト教徒であり、写真家である台湾人の著者の文章も読み応えがある。2014/11/28

若布酒まちゃひこ/びんた

10
信仰と表現のあわい。2015/03/08

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