好きな自分、嫌いな自分、本当の自分―自分の中に答えがみつかる方法

平松 園枝【著】

大和出版（文京区）（2001/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 247p／高さ 19cm
• 商品コード 9784804702933
• NDC分類 146.8
• Cコード C0012

内容説明

こんなことをしていていいのだろうか？やりたいことは何だろう？もっと人とふれあいたい、もっと夢をもちたい、安らかに充実した人生をおくりたい。よりよく生きたいと願う人に贈る、誰の中にも「色々な自分」がいるという考え方から始めるサイコシンセシスの方法。

目次

序章　答えは自分の中にある―ｓｔａｒｔｉｎｇ　ｆｒｏｍ　ｗｉｔｈｉｎ
第１章　自分の中にいるたくさんの私―サブパーソナリティとは何か？
第２章　世界とつながっている私たち―サイコシンセシスの人間観
第３章　まず、あなたの中の小さな私に気づく―自分で自分を解き放つプロセス（１）
第４章　今、あるがままに自分を受け入れよう―自分で自分を解き放つプロセス（２）
第５章　サブちゃんの言い分を理解しよう―自分で自分を解き放つプロセス（３）
第６章　けなげな自分をねぎらってあげる―自分で自分を解き放つプロセス（４）
第７章　解き放たれると人生はこう変わる―セルフが指揮する生き方
第８章　自分の「意志」で、自分らしく生きていく―「喜びのある人生」を選ぶということ
終章　サイコシンセシスの大きな可能性―あとがきにかえて

著者等紹介

平松園枝［ヒラマツソノエ］
国際基督教大学からアメリカ留学を経て、１９７０年京都大学医学部卒業。虎ノ門病院で研修後、内科専門医となる。現在、虎ノ門病院、ライフプランニングセンターなどで診療に当たる。サイコシンセシス研究会代表、自己治癒力を考える会発起人、日本ホリスティク医学協会元理事。また、新宿朝日カルチャーセンターで「今なぜサイコシンセシスか―癒しと自己実現へのガイド」の講座を開講中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Gotoran]

著者は、医者で、NLPﾄﾚｰﾅであり、「ｻｲｺｼﾝｾｼｽ」の考え方の分りやすいｶﾞｲﾄﾞが本書。好きな自分と嫌いな自分（ｻﾌﾞﾊﾟｰｿﾅﾘﾃｨ）の葛藤を理解し・統合するのが本当の自分（ｾﾙﾌ）。要は、“starting from within ”、「自分の中から始める」ことが肝心。また、時機を見て再読間違いなし、次は「喜びと意思」、ｽﾋﾟﾘｯﾁｭｱﾙ･ｾﾙﾌ、卵型図形のより深い洞察を。

2011/06/29

[Gotoran]

NLP＋ｻｲｺｼﾝｾｼｽ = ﾎﾘｽﾃｨｯｸ｡ｵｰｹｽﾄﾗでのｺﾝﾀﾞｸﾀｰとﾌﾟﾚｰﾔｰの関係。煩悩を受け入れる。ただし執着しない。中庸が肝心。

2010/11/07

[hashiyasume]

サイコシンセシスに興味をもった

2012/11/23

[あるいてく]

サブパーソナリティにゆるい感じの名前をつけるのはいいと思った。あっ！いまこうだって気付いたとき、優しい目で客観的に自分の内面のこと気付いてあげれるんじゃないかと思った。

2012/08/16

[てふ]

イタリアの精神科医Ｒ・アサジオリが創始した、サイコシンセシスという心理学の入門書。誰にも「嫌だと思う自分」があるが、その嫌だと思った部分（サブパーソナル）に、実は「自分らしさ」が秘められている。サブとセルフ（本当の自分）を分けて考え、セルフがサブを受容し感謝することで、セルフが意思決定をし「本当の自分」を自己実現していく。

2010/05/31