内容説明
ブッダは香も数珠も使っていなかった。ブッダの往時の姿を探り、仏具や装身具の起源はどこにあるのか、観音はなぜ冠をかぶるのか…などの謎に、インド仏教の基本から迫る。
目次
第1章 少欲知足
第2章 衣と鉢
第3章 香
第4章 香炉
第5章 数珠使用のはじまり
第6章 仏教と数珠
第7章 数珠の功徳と形
第8章 仏・菩薩の冠
第9章 戴冠仏の起源
第10章 王の衣装をまとうブッダ
第11章 戴冠と下着姿の観音
第12章 薬
第13章 薬としての煙
第14章 水瓶
著者等紹介
西村実則[ニシムラミノリ]
1947年生まれ。大正大学大学院博士課程修了。現在、大正大学仏教学部教授博士(仏教学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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