内容説明
油の鉢に自分と家族の生命を入れて捧げ歩き、「油断するな」との言い回しのはじまりとなった若者の話。我が名を問われて答えられなかった仏弟子が覚りに達し、後にその塚に生えた香り高い茗荷に生前の記憶を残した話など、仏の教えを伝え、波瀾に富む15のお話を収録しています。
著者等紹介
山口辨清[ヤマグチベンセイ]
昭和12(1937)年、奈良県に生まれる。龍谷大学文学部哲学科卒業。奈良県内公立学校教職員及び浄土宗西山派寺院の住職を歴任。現在は奈良市内素心居に居住し、ホームページを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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