現代語訳・註 道元禅師宝慶記

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  • サイズ B6判/ページ数 129p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804613284
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0015

内容説明

師如浄禅師との問答、如浄が教えた身心脱落の坐禅、経行の仕方、仏道修行者の生活上の注意点、禁止事項等々。現代語訳の先駆けとなった信頼できる全訳、原文読み下し文との2段組み。

目次

宝慶記
宝慶記 解題(宝慶記の発見;宝慶記の性格;宝慶記の記録の性格;宝慶記独自の記事;宝慶記の位置;『林間録』のこと;附記 宝慶記の本文と研究論文)
編集後記―水野先生を偲びつつ

著者等紹介

水野弥穂子[ミズノヤオコ]
1921年、東京に生まれる。東北大学法文学部卒業、国語学専攻。国立国語研究所研究員、駒澤大学教授、東京女子大学教授を経て、1987年3月、退任。2010年1月、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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文章で飯を食う

10
道元が如浄禅師に質問したり教えられたりした事の記録。道元の死後、発見されたらしい。臨済宗では師と弟子の公案のやり取りは、他人に明かしてはならないそうだが、曹洞宗にもそのような慣例があったのだろうか。無とは何かのような、難しい禅問答も有れば、風の当たるところで座禅をしてはいけないみたいな、細かい話もあった。最初は細かい話に違和感があったが、如浄禅師が道元こそ、法を継ぐ者と思い指導上のノウハウまで伝えようとしているのではないかと考えてみたりした。2016/12/12

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