内容説明
生と死への思い、親子関係のあり方、繁栄の陰にあるもの…あの名調子で語る、真の生き方・考え方、人生の宝、感謝する心、懺悔することの大切さ。今気づかせてくれる「日本人が捨て去ったもの」。
目次
1 喜んで感謝する心の養いを
2 意識も行為もすべて心の中に残っていく
3 日本人とお米
4 日本の伝統芸能を支える宗教心
5 死というお命の遺産に支えられた平和と繁栄
6 懺悔する心
7 「播かぬ種ははえぬ」ということ
8 死んで後の幸せとは
9 時の流れは命の流れ
10 親の姿が子供の心を育てる
著者等紹介
高田好胤[タカダコウイン]
奈良・法相宗総本山薬師寺の第127代管長。大正13年、大阪に生まれる。裕福な家に生まれたが父が亡くなり、昭和10年、11歳で薬師寺に入る。橋本凝胤管主(当時)に師事、修行の道を歩んだ。昭和21年、龍谷大学仏教学科卒業。昭和24年、薬師寺副住職就任。薬師寺を訪れた修学旅行生に対し、面白くわかりやすい語り口で仏の教えを説き、人気を集める。昭和42年、薬師寺管主就任。昭和43年、法相宗管長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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