内容説明
人間白隠の息づかいに、触れる。厳しい修行で得た悟境を、平易な法語やユーモアあふれる書画で広く庶民に説いた傑僧・白隠。その個性あふれる三篇を自由な立場から、軽妙・洒脱に読み解く。
目次
序章 禅宗史と白隠
第1章 著作と生涯
第2章 坐禅和讃
第3章 毒語心経
第4章 隻手音声
終章 白隠をどう理解するか
著者等紹介
沖本克己[オキモトカツミ]
1943年、兵庫県西宮市に生まれる。花園大学文学部仏教学科卒業。東京大学文学部博士課程(印度哲学)中退。文学博士。花園大学教授、前副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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