内容説明
誰もが平等に、かならず救われる仏陀の真実のことば―「妙法蓮華経」。永遠の悟りを生きるお釈迦さまによって説かれた「本当の救い」の教え=法華経。その全ての内容をやさしく丁寧に解説。題目・南無妙法蓮華経と自己とを一体化させる修行「唱題行」の実践法をも詳述。日々のお勤めの経典も、現代語訳付きで収録。
目次
巻頭言 生き生きと生きる明るい生活の指針(日蓮宗大本山池上本門寺山主・酒井日慈)
第1章 法華経とは何か
第2章 先師たちの法華経観
第3章 法華経全28章のすべて
第4章 日蓮聖人と法華経
第5章 南無妙法蓮華経を唱える
第6章 法華経の読経と勤行
著者等紹介
菅野日彰[カンノニッショウ]
旧名・啓淳(けいじゅん)。1937(昭和12)年北海道礼文島生まれ。12歳で小樽市の日蓮宗妙龍寺にて出家得度。立正大学卒業。日蓮宗専任布教師として日本各地への伝道に従事した後、1967年大荒行成満。1969年大本山池上本門寺布教部奉職。1973年に日蓮宗宗立谷中学寮寮監に就任、同時に設立寺院である浄延院の院代を経て住職に就任。以後、約30年にわたって若き日蓮宗僧侶の育成の任に当たる。2002年より総本山身延山久遠寺布教部長を務めた後、2005年静岡市・日蓮宗本山村松海長寺の貫首に就任、それを機に法名を「日彰」とする。唱題行の普及を生涯のテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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