出版社内容情報
さらなる大乱、下剋上の世へ!
応仁・文明の乱の当事者にして、乱終結の功労者。日野富子は、戦乱の世をどう生きた?
<監修者のことば>
みなさんが日本史のなかで一番好きな時代は、
武田信玄や上杉謙信が活躍した戦国時代ではないでしょうか。
戦国時代は100年以上にわたって戦乱が続いた時代です。
戦国武将が勇ましく戦うすがたを想像するのは楽しいですが、
多くの人びとが戦いで命を落とした悲しい時代でもあります。
この巻では、戦国時代の原因となった応仁・文明の乱を中心に、
室町幕府がおとろえていく様子をみていきます。
一方、室町時代は文化の面でもなじみ深い時代です。
畳・障子・床の間などで成りたつ和室、しょう油や砂糖で味つけする和食など、
現代の私たちのくらしにまで引きつがれている
日本らしい生活文化はこの時代に生み出されたのです。
けれども室町文化を、中国の文化と関係ない純日本風の文化と考えるのはまちがっています。
雪舟が中国に渡って水墨画を学んだように、
室町文化も中国文化の影響を強く受けていました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
18
図書館で借りて読了。28ページまでの資料がとても分かりやすかったです☺️2022/07/02
Book Lover Mr.Garakuta
13
歴史かく戦えりと思いながらよむ。要保存かつ要再読が、必要かと思う2020/09/07
まゆこ
3
★★★☆☆2024/04/25
ソノダケン
2
オタク体質の足利義政と、しっかり者の日野富子のカップリングが可愛い。だがそれにしても応仁の乱は複雑怪奇で、漫画ですら経緯が頭に入ってこない。あまりにもヒロイックでなさすぎる。だからこそ富子というアンチヒーローの視点から語られる必要があるのかもしれない。2022/11/26
はる
1
室町幕府はけっこう乱などが多い。今は、応仁・文明の乱って言うんですね2023/04/08