内容説明
浄土真宗の根木聖典『教行信証』の中、仏に対する親鸞聖人の感謝と喜びの心を最も表している120句が「正信偈」と呼ばれている。本書は、真宗のお勤めに欠かすことの出来ないその「正信偈」を、誰にもわかるように、祖父と孫の問答形式をもって平易にときあかす。
目次
第1章 計量無効に帰る
第2章 人間の根元的対話
第3章 第十八の本願
第4章 煩悩あるままで
第5章 邪見〓(きょう)慢の私
第6章 “一心”二心疑いなし
第7章 惑染凡夫、一生造悪
第8章 前念命終・後念即生
第9章 信心のカルト化
第10章 愚者になり往生
著者等紹介
亀井鉱[カメイヒロシ]
昭和4年名古屋市に生まれる。旧制愛知県商業学校卒業。昭和32年現(株)千代田を創業、現在会長取締役。昭和30年代後半から名古屋市〓(みん)光院同朋会で聞法、名古屋東別院刊『名古屋御坊』編集を経て、東本願寺刊『同朋新聞』編集委員、NHK教育テレビ「こころの時代」の司会にも随時参画
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