坐禅の意味と実際―生命の実物を生きる

坐禅の意味と実際―生命の実物を生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 162p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784804611976
  • NDC分類 188.86
  • Cコード C0015

内容説明

道元禅師・沢木興道老師一筋に生き抜いた老僧が、禅を求める欧米人のために、平易に説いた坐禅入門書。アタマの中の“思い”を手放し、生命の実物に目覚めて生きる深い坐禅の内的体験も明かす。名著『生命の実物』に「道元禅師の祇管打坐」を加えて新装改訂。

目次

第1章 坐禅する意味(砂糖壷の中に落ちた蟻;他に依止するものは動揺す ほか)
第2章 坐禅の実際(坐禅の仕方;思いの手放し ほか)
第3章 接心の実際(玩具あそびなしの接心;時間以前、自力以前 ほか)
第4章 坐禅人の自己(尽一切自己;証上の修 ほか)
第5章 道元禅師の祇管打坐
付録(いくつかの質問に答えて;坐禅における調息 ほか)

著者等紹介

内山興正[ウチヤマコウショウ]
明治45年、東京に生まれる。早稲田大学西洋哲学科を卒業、さらに二年間同大学院に在籍後、宮崎公教神学校教師となる。昭和16年、沢木興道老師について出家得度。以来坐禅修行一筋に生き、昭和40年沢木老師遷化の後は、安泰寺堂頭として10年間弟子の育成と坐禅の普及に努める。平成10年3月13日、示寂
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感想・レビュー

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Mitz

7
座禅とは何か。マインドフルネスの瞑想と似てるのかなと思ってたけど、本質は全く違うことがわかった。ちょっと哲学に興味がわいた。2016/11/01

3
永井均さんのおすすめということで読んでみました。平易で読みやすいにもかかわらずデカルトを思い出したりカントを思い出したりするなど様々な考えを触発されます。またスピノザの『エチカ』を読むことには自分の感情を冷静にそのまま見つめ心の安定につながっていくような治療的側面があったように本書も自分のそのままを見つめる冷静な視点が治療的に働くのが感じられ、さらに座禅までしてみたくなります。(繰り返し書かれているように何かのために座禅をしてもだめなのですが)2014/02/18

Hiroyuki Nakajima

0
曹洞禅をやってみようと思ったら、入門にこの一冊で充分というくらいに充実していてわかり易い内容です 何故坐禅をするのか、といったベーシックな問題にも答えがっ! 一生のうちに何度も読み返せる一冊です2009/03/20

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