内容説明
混迷・停滞を続ける現代人の思想性と信仰への誤解をただす問題作！真の親鸞理解とより深き人生の発見、そして自己の存在証明のために―。
目次
序章 人間が人間になるために（人間が人間になるための「問い」；「死」に対する感性の喪失 ほか）
第１章 親鸞思想の核心―悪なる者とはだれか（親鸞への道；仏教的人間像からの決別 ほか）
第２章 親鸞思想とその社会性（親鸞の社会認識；歴史の中の仏教 ほか）
第３章 親鸞思想と仏教の再生（仏教的に生きるということ；迷いの根源―不安とのたたかい ほか）
著者等紹介
山崎龍明［ヤマザキリュウミョウ］
１９４３年、東京に生まれる。龍谷大学大学院修了、龍谷大学講師、西本願寺教学本部講師、朝日カルチャーセンター講師、ＮＨＫ文化センター講師等を経て、現在、武蔵野女子大学教授、武蔵野女子大学仏教文化研究所長、東京仏教学院講師、本願寺派法善寺住職（自坊にて親鸞法話会を毎月二回開催）。オウム事件などへの鋭い発言は、高い評価を受けている
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