新国訳大蔵経・中国撰述部〈1‐5〉法華・天台部―法華玄義3・観音玄義・法華経安楽行義

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新国訳大蔵経・中国撰述部〈1‐5〉法華・天台部―法華玄義3・観音玄義・法華経安楽行義

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784804382050
  • NDC分類 183
  • Cコード C3315

出版社内容情報

『法華玄義』全三冊の完結篇として巻九下?巻十下と、同じ智?の『観音経』の注釈書、その師・慧思の法華経観を示した著作を収録。 天台教学の根本典籍であり、かつ古来最も読まれた法華経注釈書とされる『法華玄義』の全文を読み解いた待望の完結篇。本書では巻九下?巻十下において、五重玄義(各説)の第二「顕体」(教えの根拠としての真理を顕らかにすること)最終節より、教主釈尊の修行とその果報を明らかにした第三「明宗」、『法華経』の衆生を救済するはたらきを示した第四「明用」、そして教判論を展開した第五「釈教相」までを説き明かし、最後に弟子の灌頂(561-632)による「後記」を付している。
 併せて、同じく智?(538-597)が『法華経』の観世音菩薩普門品(『観音経』)を特に取り上げて、五重玄義により詳説した注釈書『観音玄義』二巻、その師・慧思(515-577)の貴重な法華経観を示した著作『法華経安楽行義』一巻の計三典籍を収録する。

凡 例

妙法蓮華経玄義巻第九下
第二章 体を顕わす――五重玄義(2)[続]
 第七節 遍く一切の法の体と為す
第三章 宗を明かす――五重玄義(3)
 第一節 宗・体を簡ぶ
 第二節 正しく宗を明かす
 第三節 衆経の因果の同異を論ず
 第四節 麁妙を明かす
 第五節 因果を結ぶ
第四章 用を明かす――五重玄義(4)
 第一節 力用を明かす
 第二節 同異を明かす
 第三節 歴別を明かす
  第一項 別して迹門を釈す/第二項 別して本門を釈す
 第四節 四悉檀に対す
 第五節 四悉檀の同異
妙法蓮華経玄義巻第十上
第五章 教相を釈す――五重玄義(5)
 第一節 大意を述ぶ
 第二節 異解を出だす――南三北七
 第三節 難を明かす
  第一項 南三を難ず/第二項 北七を難ず
 第四節 去取を明かす
 第五節 教相を判ず
  第一項 大綱を挙ぐ/第二項 三文を引きて証す
妙法蓮華経玄義巻第十下
  第二項 三文を引きて証す[続]/第三項 五味半満相成に約す/
  第四項 合・不合を明かす/第五項 通別等に約して料簡す/
  第六項 増数に教を明かす
章安後記
 一 異聞を雑記す
  (一) 般若と法華の同異を辨ず/(二) 経論の諸蔵の会通を試む/
  (三) 四教の名義の所依を明かす/(四) 古の五時・七階の不同を破す
 二 己れを述べて師を推し、前を結び後を生ず


観音玄義巻上
序――経題の略釈
第一章 釈名
 第一節 通釈
  第一項 列名/第二項 次第/第三項 解釈/第四項 料簡
 第二節 別釈
  第一項 観世音を明かす
観音玄義巻下
  第一項 観世音を明かす[続]/第二項 普門を明かす
第二章 出体
第三章 明宗
第四章 辯用
第五章 教相


法華経安楽行義
 一 総論――法華経の功徳
 二 各論――問答
  経題の解釈/六根の清浄/安楽行

解 題
索 引

菅野 博史[カンノ ヒロシ]
翻訳

内容説明

五重各説の第二「顕体」最終節より教判論を展開した第五「釈教相」および潅頂の「後記」までと、同じく智〓(ぎ)の五重玄義による観世音菩薩普門品(『観音経』)を詳説した注釈書、その師・慧思の貴重な法華経観を示した著作の三典籍を収録。

目次

妙法蓮華経玄義 巻第九下
妙法蓮華経玄義 巻第十上
妙法蓮華経玄義 巻第十下
観音玄義 巻上
観音玄義 巻下
法華経安楽行義

著者等紹介

菅野博史[カンノヒロシ]
1952年、福島県生まれ。東京大学大学院修了。文学博士。現在、創価大学教授。中国人民大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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