内容説明
奈良朝に伝来して以来、日本文化に計り知れない影響を及ぼした高度な哲学体系・華厳教学。本書はその綱要書『華厳五教章』、教理を平易に説く短篇『金師子章』、観門における最重要書『法界玄鏡』の3典籍を収める。
目次
華厳五教章(宋本)(建立一乗 第一;教義摂益 第二;古今立教 第三 ほか)
金師子章(明縁起 第一;辨色空 第二;約三性 第三 ほか)
法界玄鏡(釈標題;法界観門三重)
著者等紹介
木村清孝[キムラキヨタカ]
1940年、熊本県生まれ。東京大学大学院修了。文学博士。現在、鶴見大学学長。国際仏教学大学院大学特任教授。東京大学名誉教授
吉田叡禮[ヨシダエイレイ]
1969年、兵庫県生まれ。駒澤大学大学院修了。博士(仏教学)。現在、花園大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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