内容説明
苦しみを滅して安らぎを得る―ゴータマ・ブッダは、こころの成長を経て、この究極の目的を実現しました。『スッタニパータ』には、ゴータマ・ブッダのたどった道筋が素朴な表現で断片的に示されています。本書は現代の人々がゴータマ・ブッダの目覚めを指針として成長していけるように、それらの記述のあいだに橋を架ける試みです。
目次
第1章 『スッタニパータ』
第2章 欲望
第3章 わたし、わたしのもの
第4章 行為
第5章 ゴータマ・ブッタの生涯
第6章 戒律・瞑想・智慧
第7章 ばらばらコスモロジーからつながりコスモロジーへ
著者等紹介
羽矢辰夫[ハヤタツオ]
1952年山口県に生まれる。1975年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1983年東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程単位取得退学。現在、青森公立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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