内容説明
『法句譬喩経』はじめての現代語訳!インドの伝承をもとに、中国で形成された本経の物語は、その平易さにより一般民衆にまで大きな影響を及ぼし、仏教を広く普及させた。『法句譬喩経』の漢訳原典に、各話ごとに見出しを設け、平易な現代日本語に訳すとともに、広範な関連文献を参照した註を付す。また、インドの原典等との対応関係を綿密に検討した「偈文の解釈研究」を収録する。
目次
法句譬喩経 巻第三(喩老耄品第十九;愛身品第二十;世俗品第二十一;述仏品第二十二 ほか)
法句譬喩経 巻第四(喩愛欲品第三十二之二;利養品第三十三;沙門品第三十四;梵志品第三十五 ほか)
著者等紹介
榎本文雄[エノモトフミオ]
1954年、和歌山県生まれ。大阪大学教授、インド学・仏教学
神塚淑子[カミツカヨシコ]
1953年、兵庫県生まれ。名古屋大学教授、中国思想史
菅野博史[カンノヒロシ]
1952年、福島県生まれ。創価大学教授、仏教学・中国仏教思想
末木文美士[スエキフミヒコ]
1949年、山梨県生まれ。東京大学教授、仏教学
引田弘道[ヒキタヒロミチ]
1953年、鳥取県生まれ。愛知学院大学教授、インド学・仏教学
松村巧[マツムラタクミ]
1950年、山口県生まれ。和歌山大学教授、中国思想史
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