内容説明
『本覚思想批判』で一大衝撃を与えた著者が、いま論議沸騰の十二巻本を独自の立場から見直すことによって道元の根本思想を宣揚し、中世以降の日本を支配した「本覚思想」の実態を批判考察、仏教の本質を問い直す。
目次
序論 道元再検討の意義
第1部 道元と般若(知慧と無知;道元の変化;禅宗の体質;因果と知慧)
第2部 道元と12巻本(75巻本『正法眼蔵』編纂説再考;道元と本覚思想;「仏性」巻撰述事情考;12巻本『正法眼蔵』と懴悔の問題;深信因果と本覚思想)
『本覚思想批判』で一大衝撃を与えた著者が、いま論議沸騰の十二巻本を独自の立場から見直すことによって道元の根本思想を宣揚し、中世以降の日本を支配した「本覚思想」の実態を批判考察、仏教の本質を問い直す。
序論 道元再検討の意義
第1部 道元と般若(知慧と無知;道元の変化;禅宗の体質;因果と知慧)
第2部 道元と12巻本(75巻本『正法眼蔵』編纂説再考;道元と本覚思想;「仏性」巻撰述事情考;12巻本『正法眼蔵』と懴悔の問題;深信因果と本覚思想)