出版社内容情報
《内容》 かつて肝疾患の治療は、安静と食事療法とされていたが、臨床栄養学の進歩や食生活の変化により食事療法に対する考え方も積極的な治療栄養へと進化した。著者はフィッシャーらが提唱した分枝鎖アミノ酸による治療の実用化やQOLの向上と予後の改善にいかなる栄養補給が望ましいか追求してきた。本書は著者が築いてきた肝疾患の治療栄養の概念を集大成したものである。 《目次》 1.肝の構造と機能2.肝疾患と臨床検査3.肝疾患とその症状4.肝疾患の栄養診断学5.肝疾患における治療栄養学の歴史6.肝疾患の治療栄養学-糖質・エネルギー7.肝疾患の治療栄養学-蛋白質・アミノ酸8.肝疾患の治療栄養学-脂質・アルコール9.肝疾患の治療栄養学-ビタミン10.肝疾患の治療栄養学-ミネラル・微量元素11.肝疾患の栄養管理の実際12.肝疾患の生活指導13.今後の展望
目次
肝の構造と機能
肝疾患と臨床検査
肝疾患とその症状
肝疾患の栄養診断学
肝疾患における治療栄養学の歴史
肝疾患の治療栄養学(糖質・エネルギー;蛋白質・アミノ酸;脂質・アルコール;ビタミン;ミネラル。微量元素)
肝疾患の栄養管理の実際
肝疾患の生活指導
今後の展望
別表(食物繊維量表;外食メニューの食物繊維量概算値;日本食品の分枝鎖アミノ酸、芳香族アミノ酸、トリプトファン及びメチオニン含量と分枝鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸モル比;日本食品の多価不飽和脂肪酸、ビタミンE及びコレステロール含量;食品中の微量元素含量)