出版社内容情報
《内容》 従来とかく無視されがちだった虫歯と食生活の問題を広い角度からとらえた。虫歯の定義・原因・発生と食生活、甘味物質とのかかわりをわかりやすく解説。また、子どもの虫歯を減らすことはもちろん、最近大きな関心を集めている歯を支える組織の病気-歯周病も、高齢社会を迎えた現在、問題となっている。乳幼児から高齢者までの歯と食生活の問題点および対策が具体的に示されている。 《目次》 1.虫歯とは 虫歯とは何か 虫歯の症状 虫歯の顕微鏡像 日本人の虫歯2.虫歯の原因 虫歯の病原菌 虫歯の発生と糖質の役割3.歯の発生と食生活 栄養と虫歯 食生活と虫歯 食物の虫歯誘発作用 代謝異常疾患と虫歯 身体障害者の虫歯と食生活4.甘味物質と虫歯 虫歯になりにくい糖質の開発と利用 砂糖からパラチノースへ5.歯の健康と食生活 虫歯の予防法 食生活の指導 歯周病とその予防をめざした食生活 歯周病の予防のための歯みがきの方法 老人の歯と食生活
内容説明
自律授乳児のほうが規則授乳児より虫歯になる割合が3倍。乳幼児の虫歯予防は母親の虫歯予防・治療から。子供の虫歯は同時に多数に発生しやすく進行が早い。歯みがきの5分後は歯1cm平方あたり10万~100万もの生きた細菌が付着する。スクロース(砂糖)は最も強力な虫歯誘発因子。糖が多くて粘着力のある食物に注意。食べるさいには水やお茶を用意して食べたらすぐうがいや歯みがきを
目次
1. 虫歯とは
2. 虫歯の原因
3. 歯の発生と食生活
4. 甘味物質と虫歯
5. 歯の健康と食生活