優雅な生活が最高の復讐である

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優雅な生活が最高の復讐である

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  • サイズ B40判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784803803884
  • NDC分類 723.53
  • Cコード C0198

内容説明

1920年代のフランス。信じがたいほど素敵な生活をいとなむアメリカ人の夫婦がいた。ジェラルドとセーラのマーフィ夫妻。祖国をしばし離れて生きることを選んだこの夫婦は、はじめはパリで、つぎは地中海を望むカンヌからそう遠くないアンティーブで、時代を画する素晴らしくクリエイティブな才能たち―ピカソ、コール・ポーター、レジェ、ヘミングウェイ、スコットとゼルダのフィッツジェラルド夫妻―を親しくもてなし、その創作活動に多大な影響をあたえていた。ジェラルド自身も画家だった。活動していたのはたった8年だったが、わずかながらも作品はしっかりとのこし、それらはいまはMoMAのコレクションにもなっている。本書は、そんなマーフィ夫妻のあざやかな生活を追いかけたカルヴィン・トムキンズのもはや古典ともなったノンフィクションの傑作。70点ちかい家族アルバムに加えて、ジェラルドの絵の数々が夫妻の優雅な生活をよみがえらせる。

目次

ふたつの家族
パリ
アルバム
アンティーブ
故郷
十五枚の絵

著者等紹介

トムキンズ,カルヴィン[トムキンズ,カルヴィン] [Tomkins,Calvin]
1925年、ニュー・ジャージー州生まれ。48年、プリンストン大学卒業。雑誌「ニューヨーカー」のスタッフ・ライターとして活躍し、主にアート関係の文章を手がける

青山南[アオヤマミナミ]
1949年、福島県生まれ。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

21
優雅な生活が最高の復讐である。カルヴィン・トムキンズ先生の著書。人生に迷ったときや人生に悩んだときには読書に没頭するのがいいのかも。私の場合は人生に迷ったときや人生に悩んだときでなくても読書をするのが習慣。優雅な生活が最高の復讐であるを読むと新しい世界が見えてくる。誰だって復讐したい相手の1人や2人はいるはず。復讐したい気持ちになったら復讐するのではなくて優雅な生活を送る、 2023/06/18

アヴォカド

7
2004年の新潮文庫版で読んでいるけれど、それを全面改稿しカラー図版も加わった「決定版」(新潮文庫も「決定版」とうたってはいたけどね)ということで、こちらも読んだ。2023/12/24

ヨハネス

4
タイトルがおしゃれ。復讐をした話かと思って読み始めたが、そうではなかった。スペインの諺だそうだ。主人公、と言ってもこれは小説ではなく実話だけど、決して復讐として優雅な生活をしたわけではないのに何となくこの諺がぴったりと来る。ヘミングウェイ、コール・ポーター、ストラヴィンスキー、ピカソなど登場人物がいちいち超一流で、知らなかったそれぞれの人物像が読めるのも面白い。「優雅な生活」の片りんを見たいという低級な動機で読んだのに、本当の優雅は低級なあたしの想像を超えていた。持って生まれた人格なのだ。2023/01/29

 本の紙魚

2
数年前に古い版で読み、この度読み直し。以前は「ジャズエイジ」についてあまり知らず、あれからフィッツジェラルドも数冊読んで調べたおかげで今回の読書は以前より更に楽しめた。ジェラルド・マーフィの「蜂と梨」の絵とてもが好きで、MOMa美術館にいつか彼の作品を鑑賞に行きたいと思っている。濃密な、あまりに幸せな数年の後に夫婦が立ち向かった様々な困難と悲劇を思うと胸が痛む。家族写真の子供たちの笑顔がとても良い。それだけに、家族のアルバムが途絶えた意味が重い。あれから今でも私なりのLivingWellを探し続けている。2024/07/17

ヨシオ・ペンギン

2
細部に至るまで配慮された生活が伝わってくるからこそ,子どものくだりが辛い。2024/05/26

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