内容説明
広告が面白かった時代、そこには「ウソ」と「笑い」、そして何よりも「物語」があった―TwitterやFacebook、SNSなどの普及によって激変する市場経済のなかで、広告文化のアイデンティティを探ることによって、新たなマーケティングの可能性を追求する“Re広告文化論”!
目次
第1章 広告業創業者にみる「いかがわしさ」の系譜
第2章 江戸の文化的遺産と周縁的な知
第3章 都市生活文化の演出とデザイン
第4章 広告と虚構、ウソ、語りの文化
第5章 生産の論理から文化の論理へ
第6章 広告は無償の贈与
第7章 トリックスターと周縁的ネットワーク
第8章 神話・挑発・文化流行と広告
第9章 細部への視線、「兆候」を読むチカラ
第10章 文化と広告・マーケティング
第11章 広告ビジネスの構造変化と広告人の資質
著者等紹介
岡本慶一[オカモトケイイチ]
1949年東京生まれ。72年、東京都立大学人文学部卒。同年、(株)電通入社。マーケティング局にて消費者調査、クライアント企業のマーケティング・コミュニケーション作業に携わる。91年、(株)電通総研に出向。「企業価値」をテーマに日本企業の組織文化変革プログラム作成。また、同社のオピニオン誌「BY LINE」編集長を務める。94年、(株)電通インフォメーション・テクノロジーセンター部長兼R&Dディレクター。99年、組織改革によりR&D局部長。02年3月(株)電通退社。同年4月より東京富士大学経営学部教授。2017年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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