出版社内容情報
最近、高齢化社会が社会的な課題として注目されていますが、「なに、高齢化なんて時間の問題で解決するよ」という人も少なくありません。
その理由は?
現代のお年寄りは若い頃、非常によい食生活をしていたから長寿だけれど、その後の世代は健康に悪い食生活を送ってきたから、長生きできない。したがって、高齢化問題はほどなく解消されるというわけです。
そういわれると、なんだかうなずけるのもがるのも事実です。
現在、日本は世界でもっとも高カロリー、高脂肪の食生活を送っている国の一つに数えられています。
一九七七年、アメリカ上院の栄養問題特別委員会は、世界的な規模で慢性病と栄養に関する調査の結果を報告書にまとめ、発表しました。それによれば、「ガンや血管・心臓病などの慢性病が増えた原因は、食生活の誤りにある。食生活を改めなければ、先進国は慢性病の激増によって滅亡するであろう」ということです。(本文より)
内容説明
かんたん、ヘルシー、おしゃれでおいしい。これからの健康のキーワードは『玄米菜食』。
目次
序章 玄米菜食との出会い
第1章 見失われた、健康によい食べもの、食べ方
第2章 おいしく、体によい「ハナダ式玄米菜食」
第3章 体によい食べもの、食べ方
第4章 陰陽で考える食養生
第5章 二一世紀の健康のキーワード・排出を進める穀物菜食
おしゃれでおいしい「ハナダ式玄米菜食」の代表的レシピ集
著者等紹介
花田美奈子[ハナダミナコ]
’60年代、時代を代表するレストラン、マキシムドパリ、ローゼンケラー、パブカーデナル、と銀座、六本木に立ち上げ、経営に携わる。その後重度の肝臓病に罹り玄米菜食に出会う。食を改め、’90年には、ハナダ式玄米菜食レストラン『アートスペースハナダ』を千代田区一ツ橋パレスサイドビルにオープン。若い女性からビジネスマンまで巾広く人気を集める。21世紀の幕開けと共に閉店。現在は、生命ある食生活の提案を柱に活躍中
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