感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
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解釈に対する挑戦 芸術から世界情勢までを論じるその知性は偏狭なアメリカ中心主義を批判し、ヨーロッパの古典から現代まで、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの現状の隅々まで視線を行き渡らせた。知識のヒエラルキーに従属せず、自己の責任で芸術や現実に対峙する姿勢を提示。ポール・セックに・・ まえがき ここに収録した評論、書評、劇評、映画評のたぐいは、私がこの四年間に書いた評論的文章の大部分をなしていて、そこに現れている視点は、発展はあっても、一貫していると自分では思っている。ここで要約するのはやめよう。※2006/03/02