目次
1 わが国周辺諸国の軍事状況(米国;ロシア;中国;台湾;北朝鮮;韓国)
2 安全保障データによる全般的な国際比較―全般表及び全般図(国際安全保障のための取り組みにおける日本の位置;全般表;全般図)
3 テーマごとの安全保障データによる詳細な国際比較(兵力・国防費・国家及び国民の負担;核兵器と兵力投射能力;武器輸出・入;軍事力行使;国連への貢献;発展途上国への後見(ODA)
研究費から見た兵器システム開発への努力
兵器生産企業
軍事と科学技術)
用語解説(国際連合・国際機関等関係;軍事戦略関係;軍事テクノロジー関係;その他)
著者等紹介
上田愛彦[ウエダナルヒコ]
元陸将。陸上技術開発官、防衛大1期卒。東北大学大学院博士課程修了。工学博士。DRC理事長
杉山徹宗[スギヤマカツミ]
慶応大卒。ウイスコンシン大学大学院修士課程修了。明海大名誉教授。法学博士。DRC研究委員
藤本晶士[フジモトマサシ]
元陸将補。陸上自衛隊通信団副団長、防衛大3期卒。CGS及び北海道大学大学院修士課程修了。DRC研究参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハンギ
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自衛隊の元陸将なんかが集まって、書いた本だけど、やはりというか結構主観的。軍備拡張、武器輸出緩和、果ては自衛隊を軍隊と呼び、大東亜戦争とか、金王朝など文化的、政治的な事に対しては恐ろしい内容になっている。もう少し文民統制をしっかりした方がいいと思う。勉強になった所は、韓国の武器や制度がわりと進んでいたり、ソマリアの自衛官派遣とかにも触れられていて、よかった部分もある。中国の対衛星兵器とかは面白いというか、宇宙産業に関しては独自に衛星網を張り巡らせようとしているし、ロシアの再軍備に関しては警戒すべきかも。2012/04/24