内容説明
中学校・高等学校の英語の授業を念頭におき、何をどのようにすればコミュニケーション能力を育成することができるのであろうかを真剣に考え、模索し探求する過程の中で生まれたのが本書である。
目次
コミュニケーション能力の養成を目指した英語授業
学習意欲を高める学習と指導
リスニングの学習と指導(コミュニカティブなリスニング・タスクの設計)
スピーキングの学習と指導(方略的能力の育成;インタラクション・スキルを育てる指導)
リーディングの学習と指導
ライティングの学習と指導(パラグラフ・ライティングの指導;E・メール交換を活用した指導)
技能統合による学習と指導(スピーキングとリスニングの統合;スピーキングとライティングの統合)
語彙の学習と指導
文法の学習と指導
文化の学習と指導―依頼表現のポライトネスにみる文化の違い
コミュニケーション能力の評価―オーラル・プロダクション技能の診断を目的として
著者等紹介
次重寛礼[ジジュウヒロヨシ]
1935年広島県神石郡豊松村有木に生まれる。1958年広島県三原東高等学校教諭。1964年広島大学教育学部附属中・高等学校教諭。1968年和歌山大学教育学部助手、同年、米国ジョージタウン大学にて研修。1969年和歌山大学教育学部講師。1970年和歌山大学教育学部助教授。1977年和歌山大学教育学部教授。1978年~1979年文部省在外研究員として米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて研究に従事。1991年兵庫教育大学学校教育学部言語系教育講座教授、現在に至る
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