出版社内容情報
公爵令嬢クロエが11歳の春。 婚約者で幼馴染でもある第三王子スティードが真っ青な顔で訪ねてきた。 「大変だ、愛しのクロエ。僕は今朝、自分の前世を思い出したんだ。僕らはゲームの中の登場人物で、このままだと君は悪役令嬢として破滅しちゃうんだよ!」 物語の進行どおり身を滅ぼさないためには、改心してお淑やかな令嬢にならなければいけない? 冗談じゃないわ! 私は私らしく、あるがままに悪の道を貫かせていただきますっ! その結果クロエは、攻略対象たちや敵であるはずのヒロインまでも、意図せず魅了してしまうのだった。
内容説明
「実は僕らはゲームの中の登場人物で、君には悲惨な未来が待っている…」悪の道を突き進むクロエに婚約者・スティードが語った衝撃の事実!このまま悪役令嬢として破滅するか、それとも良い子になって長生きするか…「冗談じゃないわ!だって私、悪役ですもの!」自由に生きることを宣言したクロエの究極の選択とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あると
2
ウェブにて 2020/02/05
千代
1
Kindle。悪役令嬢なのにいい子で、頑張って悪役を目指したり、破滅ルートを回避するために頑張ったり、婚約者が頭の切れる過保護な王子だったりとお約束?も健在。割と好きだからいいけど。短編でさらっとしているからか、攻略対象者が3人と少なく、バラエティにもとんでなかったのは残念。書き下ろしの方も物足りなかったな…。もっとグイグイいくスティードと、負けずにグイグイいくロランド、パニックになりながらも、最終的にスティードにがっちり捕まるクロエが見たかった。2021/01/29
木花咲耶
0
子供なんだから、はともかく貴族の令嬢でも性格が奔放なのは生来のものだから仕方ないとしても教養がないのは不快だな。ちゃんと状況を理解した上でそれでも自分を貫くならまだしもただ何も理解していないのは幼稚がすぎる。結果オーライなのは挑戦の結果ではなくご都合主義としか取れなかったし、むしろしっかりと悲惨な状況になった方が納得できる。もう少し思慮が深くてもよかったのでは2024/04/09




