内容説明
ある夜、ノアは大洪水が地球上のすべての生き物を流し去る夢を見た。その夢にノアは自分がこれからしなければならない「使命」を知る。その日から、彼は家族とともに「方舟」をつくりはじめる。それは、すべての動物を一つがいずつ、未来へ生き延びさせるための舟だった。しかしノアは幾多の困難に見舞われる。世界を滅亡させるような試練、あるいはノア自身を悩ませるさまざまな問題が。これは新しい世界のために生命を守ろうとする一人の男の壮大な物語である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tai
2
ノアの葛藤とその家族の物語。ハリウッド映画の原作ということでスペクタクル。ノアの方舟の物語自体は、ノアが方舟に動物を乗せた。ということくらいしか知らないし映画も見ていないので、予備知識がまるで無く、まるで無いからこそ楽しめた部分はあると思う。読後、Wikipedia(「ノアの方舟」)で確認したところ「ノアは箱舟を完成させると、妻と、三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての動物のつがいを箱舟に乗せた。」そうで、そう言われてみると、小説(映画)の設定はストーリー上仕方ないとしても解せない気持ちにもなるかも。2014/09/07
まる子
1
ノアの方舟の話自体は映画天地創造にて知っていました。しかしこんなにもたくさんの人間ドラマが描かれていたなんて想像もしていませんでした。人間の醜い部分、そして人間にしかない慈愛の心が細かく描写されていてとても心に沁みました。2014/11/28
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