内容説明
「わが子を残して死ねない…」と不安を抱える親たちへ。働かない、家から出ない、結婚しない。過保護のままでは“大人”になれない。立ち止まっている子どもを、いかに導くか―過去を悔いてもしょうがない。重要なのは子どもの現在と未来のこと。
目次
1章 息子・娘のために親が「知っておくべき」こと(「甘えて怠けているだけ」と決めつけていないか?子どもの「不安の根っ子」をつかむ;高度成長期と同じ頭で考えていないか?親と子では「仕事の価値観」が違うことを認める;自分が必死に働いてきたから今があると思っていないか?「父親の生き方は時代遅れ」であることを知る ほか)
2章 息子・娘のために親が「実践すべき」こと(問題解決を焦っていないか?「五つの心構え」を身につける;自立を促しながら子どもの足をつかんでいないか?まずは親が「子離れ」する;部屋まで食事を運んでいないか?「子どもの奴隷」にならない ほか)
3章 息子・娘のために親が「準備しておくべき」こと(親亡き後、子どもの将来を悲観していないか?「サバイバルプラン」を作る;「お金がない」とすべてをあきらめていないか?子どもの年齢「四〇歳」を目安にプランを立てる;預貯金から株式、保険までを把握しているか?「資産」を洗い出し、「合計額」をはじき出す ほか)
著者等紹介
二神能基[フタガミノウキ]
NPO法人ニュースタート事務局理事。早稲田大学卒業後、中学受験塾、幼稚園経営を経て、1994年、目標を喪失した日本の若者をイタリアに送るプロジェクトを7年間展開。99年、ニートを支援するNPO法人ニュースタート事務局を千葉県市川市設立。これまで、40年にわたって育成、相談に携わった親子は4000組を超える
畠中雅子[ハタナカマサコ]
東京都港区生まれ。ファイナンシャルプランナー。新聞、雑誌、ウェブに多数の連載をもつほか、セミナー講師、講演などで活躍。また、ニートや引きこもりの子どもをもつ親のために、資産を最大限に活用したライフプランの相談に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恋空
Mao
ケルトリ
jam-jam-donkuma
キヌモ