内容説明
大学で心理学の講義をもつ帆村正義にはもうひとつの顔があった。悪いヤツらから金を盗む最強の泥棒チーム『TAKE FIVE』のリーダーだ。ダ・ヴィンチの「若い音楽家の肖像」を盗もうとした彼らの前に、もうひとつの『TAKE FIVE』が立ちはだかる。巧妙な罠にかかった帆村たちは、彼らを執拗に追う女刑事・笹原瑠衣に、仲間の一人・新美晴登を逮捕されてしまう。大事な仲間を失った帆村に、この危機を脱する秘策はあるのか!?名画『ルクレツィアの肖像』をめぐる秘密、瑠衣の父が殺された事件、神出鬼没のホームレスの女…20年の時を隔てた謎がいま解き明かされる。ミステリアスでスリリングな極上ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風里
20
ドラマとはラストが違っていたけれどこれはこれで面白かった。 相変わらずドラマのキャストが本の中でも動いてしゃべるのでイメージが固まりすぎている。 もう少しフランクに読めたらよかったな。2013/10/19
sykesy
2
良くも悪くもノベライズな感じでした。終わりに向けてバタバタっと進んでいった感じは否めませんが、そして次に繋げる終わり方でなんとなくすっきりはしませんが、楽しめました。他の方がおっしゃってますが、宝塚とか、確かにテレビ向きな登場でしたね。機会があればドラマも見てみようと思います。2013/07/15
ほんだや
2
どんでんがえしがどんどん!すぎで逆になーな感じ。あー宝塚って…無理やろ…とか。結局本物はどこなのかしら?ほんとうの黒幕っているの??続編くるのかなぁ?2013/07/13
吉田佳宏
2
テレビドラマの最終回用に書いた脚本。シーズン2につなげやすくするための終わり方という気がして読後感があまりよくなかった。 宝塚キャラもいかにもテレビのためのキャラクターという感じでいっきに ストーリーのリアリティがなくなった。 途中まではとても面白かっただけに残念。 2013/06/01
Koji
1
台詞の後に説明を入れていくという書き方は、読みにくいだけでなくミスリードも誘うので辞めて欲しい。2014/10/04