内容説明
彼の名前はトオル。万年皿洗いのイタリアンシェフ見習い。ある夜、一匹の“猫”を家に連れて帰るトオル。翌朝目が覚めるとそこにいたのは一人の女性“ネコ”。いつの間にかトオルはネコに後押しされて…。青年の成長と恋模様をさわやかに描いた物語。
著者等紹介
村上桃子[ムラカミモモコ]
小説家・脚本家。2007年『恋するマドリもうひとつの物語たち』で小説デビュー。ドラマ、映画、舞台、アニメなど、幅広く脚本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
22
猫が好きなので手に。序盤はファンタジーなのか気にしてながら読んでたけど、いつの間にかそれがどうでもよくなるくらいネコを可愛く感じた。トオルが作るパスタが美味しそうでいいなぁ~。2015/01/11
紅香
18
朝目覚めると隣に見ず知らずの女の子が。昨日酔っ払って帰ったとき、女の子拾ったっけ?そうそう猫を拾ったよな・・って君ってまさかネコ??…(。'-')(。,_,)コクリ…。えーーー!!(>ω<ノ)ノ猫を助けたあの日から走り出したノンストップLOVE STORY。。♡すっごく可愛いお話♪♪肉球ฅにキュンキュン♪トオルの作ったアツアツのパスタの匂いが本から漂ってくる勢いに負けました。お腹がきゅるるる~♪めっちゃネコが可愛いくて癒されました。映画は桃季クンがトオル役。ピッタリ。明日は絶対明太子パスタにしよう☆2013/12/30
ミサ
8
あまり本を読まなかった頃読んだ小説。特に印象的で人生が変わるような作品ではないが暇つぶしにぴったり。★2.5
波多野七月
7
もしも、拾った猫が女の子になったらどうしますか。彼女には振られて、仕事も上手くいかないダメダメ主人公。そんな時に出会った、一匹の猫。一晩明けると、猫の代わりにそこにいたのは言葉を話せない一人の少女。小さな猫と、ネコと名づけられた少女と青年の、やさしくて不思議な物語。もし。どこかに、幸せな気分になれるお話を探している人がいたなら。きっと、この一冊をオススメすると思います。笑って泣けて、最後には幸せな気持ちになれる。最高の、ハッピーエンドを約束します。2014/05/29
にゃんまげこ
6
なんとなく手に取った本でしたが、とても優しいお話でした。所々、主人公の不甲斐なさにモヤモヤ感がありましたが、しっかり成長してたのでそれも悪くはないのかも…と思いました♪映画化されてたのは知らなかったので、機会があったら観てみたいと思います♪2014/05/06