内容説明
ハワイ沖、アメリカをはじめとする世界各国の軍艦が集結し、大規模な軍事演習ＲＩＭＰＡＣが行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現した。それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍の将校アレックス・ホッパーと、彼がライバル心を燃やす日本の自衛隊の指揮官・長田だった。果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか？アレックスと長田はそれを阻止することができるのか？そして、彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臓物ちゃん
5
ラストバトルで登場するあのおじいちゃんたち、今まで何処にいたのかと思ったらあのチキンブリトーの店に全員避難していたのだ！そんなことまでわかっちゃう映画ノベライズ。東日本大震災のトモダチ作戦にも触れられていたりと細かい情報も嬉しいが、映画のあの大雑把な感じが表現されてるかというと今ひとつでもある。大統領が「まるで『インデペンデンス・デイ』みたいだ！」とか言っちゃうけどインデペンデンス・デイで戦艦がドリフトするかよ！2022/03/28
辺野錠
4
ノベライズでもボンクラ要素が伝わって来て映画を再び見たくなった。特に『Thunderstruck』が流れる部分の破壊力が凄まじいのでそこら辺は映画版が上かなあと思った。しかし３．１１を踏まえた台詞があったりと映画にはなかった要素があったのが良かったポイント。2016/03/02
ナナシ
2
この前の金ローでついに念願叶ってバトルシップを見たが、大分色々抜けてたので勉強として。ホッパーが大分賢いというか馬鹿じゃない感がある。そして映画でもかっこよかった爺ちゃん達‼︎酒場で駄弁ってるというのが最初の伏線があってとてもいい‼︎映画版の、あの謎の高さに配置された構図もいいけど小説版の設定も悪くない。兎に角、小説版は大分みんな頭が良さそう。2017/09/15
ゴジラ 芹沢
2
作品としての面白さでは映画版の方が断然上だなぁ。ホッパーの誕生日が３月１１日だったり東日本大震災要素が多い。途中で回収された宇宙人って撃ち殺されたものなのか。2017/02/06
ccs
2
映画ではわからかなかった、ホッパーとナガタが不仲だった理由、宇宙人の意図など細かい部分が描かれていたのが良い部分かと。映画の展開とは違う部分もあり、ホッパーのアホ度は下がっているように思えます。ただ、元が派手な戦闘を何も考えずに観るのが楽しむ秘訣の映画だったので、アホ度が下がることは地味になるだけのような気がしてなりません。ナガタの「あいつアホだな」どころか、終盤の盛り上がるセリフ「皆死ぬ、でも今日じゃない」すらなかったし。映画のほうが面白かったかな。2015/01/09
