Linda books!
東京少女

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A6判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784803001259
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0197

内容説明

高校生の未歩は、母と二人暮し。亡き父の思い出を引きずる未歩は、母から突然、再婚相手を紹介されて動揺する。そんなとき、ふとしたアクシデントが元で未歩はケータイを失くしてしまう。その夜、未歩は自分のケータイに電話をすると、電話に出たのは100年前、明治時代の青年・時次郎だった。互いにとまどいつつも、次第に惹かれあっていく二人。しかし、「別れ」のときは確実に近づいていた…。百年の時を隔てた恋物語。

著者等紹介

林誠人[ハヤシマコト]
1959年生まれ。岐阜県出身。中央大学法学部中退。脚本家。1986年「特捜最前線」で脚本家デビュー。代表作にTV「理想の上司」、「チープ・ラブ」、「おみやさん」、「トリック」、「相棒」、「裸の大将」、「ケータイ刑事」シリーズなど多数。映画「ケータイ刑事THEMOVEバベルの塔の秘密」「ケータイ刑事THEMOVE2石川五右衛門一族の陰謀」など。映画「東京少女」脚本を執筆

笹原ひとみ[ササハラヒトミ]
1983年生まれ。東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業。映画「東京少女」小説化にあたり執筆を担当。同作で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MAEDA Toshiyuki まちかど読書会

41
同名映画をAmazonビデオで見た。主人公の未歩の元に時次郎の書いたラブレターが100年の時を超えて届く。夏帆の透明感のある演技にやられた。小説の方は冒頭の このときのあたしは、まだ知らなかった。月を見て、お父さん以外の人を想う夜が来るなんてー の一文にやられた。この作品は掘り出しものだと思う。2016/01/11

チアモン

26
携帯電話を通じ、時空を越えて、明治時代の男の人と恋愛をする切ないラブストーリー。時次郎の手鏡が手に渡ったときは、胸が押し潰されそうにジーンときました。とても良い作品でした。2017/01/05

ねなにょ

12
私も、『東京少女』だった時があったので♪ ケータイ持ってなかったけど。銀座での初デート、初々しくて良い。作家を目指しているからか、逢ったこともない未歩への恋心のなせる業なのか、明治の男なのに、時次郎の脳みそはとても柔軟で、時空を超えた誕生日プレゼントを贈る件なんか、その心憎い演出に切なくなっちゃう。実は、全く期待していなかったけれど、面白かった。10代に戻りたくなっちゃった。今度は『東京少年』も読んじゃおうっと。2013/03/25

そのぼん

11
過去と未来の人のファンタスティックなラブストーリー。ケータイ電話をモチーフにしているところが今の話だな、と思いました。2011/08/08

とん

9
先に読んだ東京少年と同じくケータイ小説の感じでサラサラーっと読める。切ないけど読了感は悪くない。塩見さんけっこう好き。よき継父になりそう。2019/05/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/36887
  • ご注意事項

最近チェックした商品