内容説明
本書では、生産力効果から見た社会資本の経済効果についての近年の研究成果を分析し、その上で、成長会計の考えから日本経済の成長持続の可能性を示すとともに、国際競争力の観点からの国際交通インフラ整備のあり方にも触れた。
目次
第1章 マクロ経済と建設投資(経済と建設投資の動き;社会資本整備と民間部門の成長 ほか)
第2章 入札契約制度(公共工事における発注者支援;性能指向と建設生産)
第3章 建設産業(資本市場の変容と建設会社の資金調達;開発型不動産証券化と建設業 ほか)
第4章 住宅・災害(住宅ストックの課題と展望;都心回帰とコンバージョン ほか)
第5章 海外の建設市場(海外の建設市場の動向;米国における人口増加と建設投資)